ITERトカマク施設 – 脱トリチウムシステム
9月4,2026 •

ITERトカマクは、核融合エネルギーの科学的・技術的な実現可能性を実証するために設計された実験装置です。これは同種のものとしては世界最大規模の施設となり、35カ国が参加する200億ユーロ規模のプログラムの一環です。組み立て段階では、国際的なパートナーから供給・搬入された100万点以上の部品を、ITERトカマクに組み込む必要があります。
トリチウム除去システムは、施設内の空気や水から放射性トリチウムを除去・回収する役割を担うため、運転の安全性にとって極めて重要です。スクラバーや電解を併用した大気および水のトリチウム除去により、トリチウムを分離・リサイクルして核融合燃料として再利用することが可能となる一方で、放出量や作業員の被ばくを最小限に抑えることで、安全性を確保しています。
2022年以降、AmentumのスタッフはITERに常駐し、脱トリチウムシステムおよび中央処理プラントのシステム定義、国内機関とのタスク契約(適格性評価活動に関するもの)、ホットセル用脱トリチウムシステムの設計要件の策定、部品ベンダーとの協議、ならびに透過性試験、設置およびコストの最適化、ならびに製造品質管理に取り組んでいます。



