核融合

アメンタムは、太陽のエネルギー源である核融合反応を地球上で再現する人類の挑戦である、核融合エネルギーの最前線に立っています。成功すれば、ほぼ無限かつ排出ガスのない新たなエネルギー源が生み出されます。
数十年間にわたり、当社の前身企業は、英国原子力庁(UKAEA)が管理する欧州統合トーラス(JET)や、フランスのプロヴァンスに拠点を置く世界最大の核融合プロジェクトであるITERなどの先駆的なイニシアチブを支援してきました。
これらのプログラムに対する当社の幅広い貢献には、原子核物理学、工学、ロボット工学および遠隔操作、シミュレータ、診断システム、制御・計装、プロセスプラント、機械工学、化学、材料科学などが含まれます。
当社は、UKAEAの主要プログラムに向けたエンジニアリング設計サービスを提供しています。その中には、2040年までに発電実証用プロトタイプ発電所の建設を目指し、正味発電能力を実証することを目的とした「エネルギー生産用球形トカマク(STEP)」も含まれています。
当社のプロジェクト実施の専門家たちは、UKAEAのカルハム・キャンパスにあるクライアントチームに常駐しています。同キャンパスは、世界有数の核融合研究施設の一つであり、装置設計、ロボット工学、材料科学、核融合燃料に関する先端研究が進められています。
当社の支援は、将来の核融合発電所に向けた燃料の貯蔵、増殖、回収技術を研究する「トリチウム先端技術(H3AT)施設」、ロボット技術や遠隔操作ソリューションの試験・設計を行う「過酷環境下における遠隔応用(RACE)」、そして「材料研究施設(MRF)」にまで及んでいます。
UKAEAは、「核融合産業プログラム(FIP)」を通じて、Amentum社の研究に資金提供を行っています。この研究は、核融合反応に不可欠な燃料である水素同位体トリチウムの生成に重要な役割を果たす、反応性が高く腐食性の強いアルカリ金属であるリチウムの特性に関する多くの知識の空白を埋めることを目的としています。
当社は、FIPの立ち上げ当初から参加してきました。これは、核融合分野特有の課題を解決し、新技術を開発し、核融合産業の最前線に立つためのまたとない機会であると認識しているからです。こうした目標は、他企業や組織との協力があってこそ達成できるものです。
米国においてアメンタムは、プリンストン・プラズマ物理研究所(PPPL)で学際的なエンジニアリングサービスを提供しています。これは主に、世界最大の核融合実験であるITERに向けて行われる研究や、同研究所独自の磁場閉じ込め型核融合装置である「ナショナル・スフェリカル・トーラス・エクスペリメント(NSTX)」を支援するためのものです。米国エネルギー省の国立研究所であるPPPLは、物質の第4の状態であるプラズマを用いて、世界で最も困難な科学技術の課題に取り組んでいます。



